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【中継】三国祭“ハイライト”山車巡行 勇壮な武者人形6基が集結 子供たちのお囃子にぎやかに 福井・坂井市
福井県内で今シーズン初の真夏日となった20日、その暑さに負けず熱気にあふれているのが北陸三大祭り「三国祭」です。まつりの中日のハイライト、山車巡行が行われている会場から中継でお伝えします。
【中継:佐々木拓哉アナウンサー】
坂井市の初夏を彩る「三国祭」会場です。町内を練り歩いた6基の山車が集結するのが、三国町のえちぜん鉄道三国駅前です。
午後1時から町を練り歩き、午後5時頃に次々と山車が到着。クライマックスを見届けようという人たちの熱気に包まれています。
高さ6.5メートルある山車では、小学生がお囃子で盛り上げます。この日のために2カ月間、練習を重ねてきました。
山車は、坂井市三国町に32ある地区の中から毎年交代で選ばれる6地区が出すことになっています。今年の当番も気合い十分です。山車を豪快に180度方向転換すると、観客からは大きな拍手が上がっていました。
今回、特別に山車の上にカメラを設置させていただきました。その高さ、約3メートル。大勢の観客が囲む中、山車は細い路地を舵をとりながら進んでいきます。
山車は1年かけて祭りのたびに新しく作り変えられます。三国祭保存振興会によりますと、山車を作る人形師は1人となってしまいました。地域の人たちが教わりながら山車を作っていて、1年の思いが込められています。
日が傾き、空がほんのり茜色に染まってきました。山車にも少しずつ灯りがともされ始め、昼間の豪快さとはまた違った雰囲気です。ひき手たちの掛け声、笛や太鼓の音が夕空に響いています。
初夏の三国、街と人が一体となった祭り会場からお伝えしました。
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