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「7割客が減り、かなり深刻」土砂崩れによる国道158号通行止めが影響 道の駅「九頭竜」は中京方面の客が“激減” ハナモモが見頃のGW後半に期待 【福井】
大野市内の国道158号で3月に発生した大規模な土砂崩れの影響で、岐阜と大野を結ぶ一部区間では現在も通行止めが続いています。毎年ゴールデンウィークの期間は大勢の行楽客でにぎわう岐阜県境の大野市和泉地区も、大きな影響を受けています。
動く恐竜モニュメントが人気の大野市の道の駅「九頭竜」は、例年ゴールデンウィークは大勢の行楽客でにぎわいますが、今年は中京方面から訪れる人が大幅に減り寂しい状況が続いています。それでも市外から訪れた人たちは「私は坂井から来た。思ったよりもスムーズに車が流れていた」「奈良市から北陸自動車道で来た。中部縦貫自動車道ができたと聞いたので。うるさいところは嫌なので、ここは静かでいい」と和泉地区ののどかな風景を楽しんでいました。
しかし、道の駅九頭竜の担当者は「かなり深刻な状況。今年の4月は去年の7割減ぐらい。山もちょうど新緑のいい季節になってきたのでぜひ癒やされに来てほしい」と話し、これからのゴールデンウィーク後半に和泉を訪れてほしいと願っています。
そんな和泉地区で、これから見頃を迎えるのが約1600本あるハナモモです。このうちホテル「フレアール和泉」の周辺には400本ほどのハナモモが植えられています。今年は大雪の影響で例年より2週間ほど開花が遅れ、現在は七分咲きとなっていて、ゴールデンウィーク後半には満開の花を楽しむことができそうです。
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